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挑戦者ドヘニーが来日 米国での練習内容は「トップシークレット 8月16日に分かるよ」

[ 2018年8月9日 17:16 ]

襟元の自分のニックネーム「THE POWER」を指さすドヘニー
Photo By スポニチ

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ(16日、東京・後楽園ホール)で王者・岩佐亮佑(28=セレス)に挑戦する同級1位のTJ・ドヘニー(31=アイルランド)が9日、成田空港着の航空機で来日した。

 国籍はアイルランドながらオーストラリアのシドニー在住で、今回はヘクター・ベルムデス・トレーナーの指導を受けていた米ボストンからの来日。ボストンでは3カ月にわたって練習していたが、内容を問われると「それはトップシークレットだ。特に日本人には話せない。8月16日に分かるよ」とニヤリと笑った。

 昨年12月、敵地タイで行われた挑戦者決定戦に勝って指名挑戦権を獲得。タイの暑さを経験している上に「今のボストンの気候も東京と似ているし、オーストラリアに住んでいるから暑さや高い湿度には慣れている」と酷暑も問題ないことを強調した。初来日で、日本のイメージを問われると「テクノロジーの国。もちろん、いいボクサーがたくさんいることも知っている」と話した。

 岩佐については「いいチャンピオンで価値のある選手。スキルを持っていてパンチもシャープで正確」と評しながらも、「俺には勝てる自信とスキルが100%ある」と自信たっぷり。作戦については明かさず「モチベーションは100%。この日のためにボクシングに人生を費やしてきた。岩佐は怒るかもしれないが、このタイトルは俺のもので、俺が獲る日が来た。今回が勝つタイミングだと思う」と言い切った。愛称は「THE POWER」。ジャージの襟元に刺繍されたその文字を指差しながら、「来週、こいつをお見せできるよ」と不敵に笑った。

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2018年8月9日のニュース