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吉森専務理事 「奈良判定」の音声に「忖度した可能性はあるかも知れない」

[ 2018年8月8日 20:08 ]

会見する日本ボクシング連盟・吉森専務理事(撮影・吉田 剛)
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 日本ボクシング連盟の吉森照夫専務理事が8日、東京都内で緊急記者会見し、「日本ボクシングを再興する会」が同日審判不正の新証拠として示したいわゆる「奈良判定」に関する山根明会長の音声について「何人かの人が忖度した可能性はあるかも知れない」と会長の影響があったという認識を示した。

 吉森専務理事はすべての音声を聞いたわけではないと前置きした上で「だいたいは聞いた。僕の解釈だが、(会長は)奈良を愛するあまり、同じくらいなら奈良に付けても良いんじゃないかという願望を言ったんだと思う。そういう風に言ったら影響を受ける審判がいる可能性もある」と見解を述べた。

 また、同じく不正に関与したとして提示された音声で、内海祥子常務理事も自身の発言と認めていることを明らかにした。「私の音声だと本人から聞いた。誤解を招くような言葉で反省していると言っていた」と話した。。

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2018年8月8日のニュース