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村田諒太 2度目防衛戦へ向けジムワーク再開「下半身のベースはできたと思う」

[ 2018年8月6日 17:08 ]

ジムワークを再開した村田
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が6日、東京・神楽坂の所属ジムで、今秋に予定する2度目の防衛戦へ向けてジムワークを再開した。7月29日から今月4日まで千葉県成田市内のゴルフ場で第2次キャンプを行い、酷暑の中でクロスカントリー走やインターバル走を連日実施。クロカン走は沖縄の第1次キャンプでも行ったが、今回はアップダウンが途切れないコースとあって「きついのは成田」と苦笑い。それでも「下半身のベースはできたと思う。あとは落とさずにキープしていければ」と手応えを口にした。

 この日のジムワークではサンドバッグやミット打ちを行ったが、首に力が入りすぎないように意識したという。打つ前から力が入りすぎると腕が縮こまり、反対側の腕もブレーキをかける状態になるためで、「今日は力が抜けた状態で打てた。パンチも力が乗っていたと思う。意識しなくてもそうなるように練習していきたい」と話した。

 村田とプロモート契約を結ぶ米トップランク社はV2戦を10月20日に米ラスベガスで計画。挑戦者としてWBAがランキング2位ロバート・ブラント(米国)との対戦を指令しているほか、米スポーツ専門局ESPNは14戦全勝のランキング9位、ジェイソン・クイグリー(アイルランド)を対戦候補と報じている。今後、実戦練習に入る予定の村田は「決まった相手と戦うだけ。誰でもいいです」と落ち着き払っていた。

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2018年8月6日のニュース