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日本ボクシング連盟、第三者委員会設置要請に応じる 山根明会長名義で発表

[ 2018年8月6日 10:30 ]

7日まで開催中の高校総体(インターハイ)試合会場への出入りを禁じられる日本ボクシング連盟・山根会長
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 日本ボクシング連盟は6日、公式ホームページに山根明会長(78)名義で文書を発表。「日本ボクシングを再興する会」からの告発を受け、日本オリンピック委員会(JOC)、日本スポーツ協会から第三者委員会の設置を求められたことについて、「早急に第三者委員会を設置し,上記要請に応じます」とした。

 同連盟は文書で、「ご存知のとおり,当連盟は日本オリンピック委員会及び日本スポーツ協会より,日本のボクシングを再興する会からの告発について,第三者委員会を設置すること,同委員会による事実認定と原因分析と改善の提言を求められました。当連盟は早急に第三者委員会を設置し,上記要請に応じます」と報告。「このことは当然のことではありますが,念のため,ご報告いたします」としている。

 都道府県連盟の幹部や元選手ら関係者333人の有志でつくる「日本ボクシングを再興する会」は、同連盟の助成金流用や不正判定など計12項目の不正を指摘する告発状をJOCなどに提出。JOCと日本スポーツ協会は今月3日、事実関係解明のため、20日までに第三者委員会を設置することを同連盟に要請していた。「日本ボクシングを再興する会」は8日に記者会見を行う。

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2018年8月6日のニュース