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山根会長は「一銭も払っていなかった」 打ち上げは強制参加 高額の焼き肉とカラオケ2点セット

[ 2018年8月5日 05:30 ]

日本ボクシング連盟の山根明会長
Photo By スポニチ

 かつての身内が山根会長の横暴ぶりを打ち明けた。日本連盟と大会運営などにあたることが多かった全国高体連ボクシング専門部の関係者が懇親会の様子を証言した。

 大会後に行われる打ち上げなどの定番は焼き肉とカラオケの2点セット。幹部らは全員参加が義務づけられ、焼き肉は1万5000円、カラオケは2万円を山根会長の取り巻きが徴収した。「1万5000円の焼き肉には思えなかった。しかも山根会長は一銭も払っていなかった」。別の関係者によると、関西の大学のリーグ戦にもしょっちゅう顔を出していたそうで、見送りは関係者全員が一列になって頭を下げる異様な光景が繰り広げられていた。

 山根氏と長男の昌守氏はかつて大阪・十三で中古車販売業を経営。昌守氏の愛車はロールスロイスでホテルなどに駐車する時は駐車場所に注文をつけたり、気に入らないことがあると書類をまき散らしたり、父親譲りのエピソードには事欠かない。

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2018年8月5日のニュース