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トミーズ雅、“カリスマ山根”発言に呆れ「意味が分からない。そんなこと絶対言ったらあかんやろ」

[ 2018年8月4日 12:14 ]

日本ボクシング連盟の山根明会長(右)と12年ロンドン五輪金メダルの村田諒太
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 元プロボクサーでお笑いタレントのトミーズ雅(58)が4日、MBSテレビのレギュラー番組「せやねん!」(土曜前9・25)の生放送に出演。助成金流用や不正判定などの疑惑が指摘されている日本ボクシング連盟の山根明会長(78)の“カリスマ山根”発言を批判した。

 芸人になる前はプロボクサーとして活躍していた雅。スタジオでは山根会長の風貌が話題となったが「僕が現役の時のリングサイドはほとんどこういう人です。僕は全然見慣れています」とし、「何度もお会いしていますから。『おはようございます』とあいさつするだけですけど」と明かした。

 12年ロンドン五輪で村田諒太(WBA世界ミドル級王者)が金メダルを獲得した決勝戦で、山根会長の息子がセコンドを急きょ務めたことについては「ずっと村田選手のことを分かっているコーチが3人ついていたのに、本人の了承なしに決勝戦だけ『誰?』ってやつがいたら、ボクサーは戸惑うよ」と厳しい表情を見せ、「村田は休憩の時、1回しか口に水入れたらあかんねんて。でも、この息子は2回入れるんやって。フラストレーションになる」と指摘した。

 山根会長は前日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」のインタビューで「政治的に考えて、私はあえて息子をリングに上げたんです。プロはドローがあるけど、アマチュアは引き分けはありません。〇×が出た場合は、かつては『カリスマ山根』と言われてますから。その息子を(リングの)上に上げることによって、村田にマイナスになること、何ひとつありません」と息子のセコンド入りの理由を説明。雅は「意味が分からない。そんなこと絶対言ったらあかんやろ」と呆れ、「それを言うと審判に裏でお金かなにかみたいな、絶対に皆が頭に浮かぶことやんか。それを大きな声で言ってるやんか」と首をかしげていた。

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2018年8月4日のニュース