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ヘビー級再起戦 元WBO王者パーカーは判定負け オルティスは2回TKO勝利

[ 2018年7月30日 13:00 ]

コジャヌ(右)からダウンを奪うオルティス (AP)
Photo By AP

 プロボクシングの元WBO世界ヘビー級王者ジョセフ・パーカー(26=ニュージーランド)が28日(日本時間29日)に英国のロンドンでヘビー級12回戦を行い、同級WBC1位、WBO2位の実力者ディリアン・ホワイト(30=英国)に3―0(113―112、115―110、114―111)の判定負けを喫した。

 パーカーは3月にWBA、IBF王者アンソニー・ジョシュアとの統一戦に判定で敗れ、WBO王座から陥落。ホワイト戦は4カ月ぶりの再起戦となったが、2回と9回にダウンを奪われ、痛い星を落とした。なお、この試合にはWBCシルバー王座とWBOインターナショナル王座のタイトルが懸かっていた。

 また、同日には米国のカリフォルニア州で元WBA世界ヘビー級暫定王者のルイス・オルティス(39=キューバ)がヘビー級10回戦を行い、ラズバン・コジャヌ(31=ルーマニア)を2回TKOで下した。

 オルティスは3月にWBC王者デオンテイ・ワイルダーに挑戦して10回KO負け。パーカー同様、4カ月ぶりの再起戦となったが、パーカーのWBO王座に挑戦した経験(判定負け)のあるコジャヌを強烈な左で豪快に倒した。

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2018年7月30日のニュース