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RENA返り討ちの女王・浅倉カンナ「自分で引っ張っていけるように」

[ 2018年7月30日 14:38 ]

RIZIN.11の一夜明け会見に出席した(左から)山本美憂、堀口恭司、榊原信行実行委員長、浅倉カンナ、五味隆典、海人
Photo By スポニチ

 格闘技イベント「RIZIN.11」の一夜明け会見が都内のホテルで行われ、メーンで判定勝ちした女子スーパーアトム級初代女王の浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)らが出席した。

 これまで「ジョシカク」(女子格闘技)をけん引してきたシュートボクシング世界女子フライ級王者のRENA(27=シーザージム)を再び倒した浅倉に対しては、榊原信行実行委員長が前夜の総括で「RENAのように引っ張っていってもらいたい」と期待をかけた。会見でこれを聞かされた浅倉は「まだまだチャンピオンとして足りない部分があるが、自分で引っ張っていけるようにしたい。今回もプレッシャーはあったが、経験を生かしてプレッシャーも楽しんでいきたい」と意気込みを語った。

 スリリングな打撃戦を制して4年ぶりの勝利を挙げ、場内を総立ちにさせた五味隆典(39=イーストリンカンラスカルジム)は幾分、疲れた様子だった。前夜は東京都新宿区の有名焼き肉店で祝杯を上げたようで「二日酔いです。それだけです」と苦笑い。ギラード戦では膝を痛めたこともあり、今後の試合については「それ(膝)を考えながら。大みそかにかみあうような選手とやれたらなと思う」と話した。間もなく40歳となるファイターは「試合をやる度に最後と思ってやっている」と悲壮な覚悟で臨んでいることを明かした上で、「その前に結婚しないといけない」と話して笑わせた。

 RIZINでは9月から大みそかにかけて、キックボクシングのトーナメントを実施することを決めている。UFCで活躍し、RIZINでは無傷の7連勝を誇っている堀口恭司(27=アメリカン・トップチーム)も参戦予定で「自分は日本を盛り上げるために戻ってきた。キックでやるならしっかり勝ちにいく」と気合十分。今後の調整について聞かれると「1週間ぐらいでアメリカン・トップチームに戻る。寝技もやるが、主体を打撃寄りににしていく」とプランを語った。

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2018年7月30日のニュース