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中谷潤人“前哨戦”でインパクトある試合を「“次はタイトル”と言ってもらえるように」

[ 2018年7月6日 15:06 ]

前日計量をクリアした中谷潤人(左)と対戦相手のデクスター・アリメンタ
Photo By スポニチ

 プロボクシングの「第575回ダイナミックグローブ」(7日、後楽園ホール)の前日計量が6日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、メインでノンタイトル10回戦を行うWBC世界フライ級5位の中谷潤人(20=M.T)、対戦相手でWBOアジアパシフィック・ライトフライ級10位のデクスター・アリメンタ(22=フィリピン)はともにリミットの50.8キロで一発クリアした。

 15戦15勝(11KO)の期待のホープは「歴史あるダイナミックグローブで初のメインは気が引き締まるし、しっかり仕事はこなさないといけないと思う」と意気込む。将来的には世界戦が目標だが、まずは日本、東洋太平洋のベルト獲得を目指しており、今回はその“前哨戦”でもある。

 「“次はタイトル”と皆さんに言ってもらえるように、インパクトの残る試合をしたい。KO勝ちにこだわりはないけど、1戦1戦を大切に戦ってきた結果が11KOという数字だと思う。しっかりを組み立てをしたボクシングをしたい」

 試合に向け、日本スーパーバンタム級王者の久我勇作(ワタナベ)や日本フェザー級2位の阿部麗也(KG大和)ら階級が上の有力選手に胸を借りてスパーリングを行い、腕を磨いてきた。28日(日本時間29日)に米フロリダ州キシミーでWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦に臨む伊藤雅雪(27=伴流)とは米国でのトレーナーが同じという縁もあり、観戦に訪れる予定。「すっきり勝って応援に行きたい。将来のためにも雰囲気とかを感じられたら」と話した。

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2018年7月6日のニュース