寿以輝　プロ９戦目へ公開スパー、本田同点弾に刺激　動き軽快

スーパーバンタム級１０回戦   辰吉寿以輝―インドネシアフェザー級王者ノルディ・マナカネ （ 2018年7月27日    エディオンアリーナ大阪、第２競技場 ）

７月の試合を控え、表情にも厳しさが増す辰吉寿以輝　
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　７月２７日にプロ９戦目を戦うプロボクシングの辰吉寿以輝が２５日、大阪市内のジムでスパーリングを公開。前日深夜のサッカーＷ杯日本代表戦をテレビ観戦し、本田圭佑の同点弾に刺激を受けたことを明かした。

　父・丈一郎と同じく、ボクシング以外のスポーツにあまり興味を示さない２１歳。日の丸の激闘を見たのも、偶然だった。「たまたまテレビをつけたら、（日本代表戦を）やっていて。本田選手のゴール？見ました。格好良かったですねえ」

　同じ勝負の世界に身を置く者として、得たものは確実にある。東洋太平洋スーパーバンタム級元王者のロリ・ガスカを相手にした４Ｒのスパーリングでも、軽快な動きを披露した。次戦はプロ初の１０回戦。「持ってるボクサー」になるための精進は続く。