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村越 51秒TKOで新王者!優勝候補の西京に雪辱

[ 2018年6月18日 05:30 ]

K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 第2代フェザー級王座決定トーナメント ( 2018年6月17日     さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ )

K−1フェザー級王座決定トーナメントを制した村越(中央)はK−1ガールに祝福される(撮影・島崎忠彦)
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 トーナメント初出場の村越優汰(23)が予期せぬ形で頂点に立った。外国人2選手を撃破して迎えた西京春馬(20)との決勝。3月に1―2の判定で敗れたライバルとの雪辱戦だったが、相手が開始早々に両ふくらはぎをつるアクシデントに見舞われ、ドクターストップで1R51秒TKO勝ち。涙の初戴冠を飾った。

 開始51秒。優勝候補の西京が足を引きずりロープにすがる。相手のドクターストップという予想外の幕切れだったが、ベルトの重みは変わらなかった。魔裟斗に憧れてたどり着いた夢の舞台。黄金のベルトを手にした新王者は「ベルトを巻けたことが夢みたい。本当に、本当にうれしい」と歓喜の涙を流した。

 隙を見逃さなかった。足がつり、ふらつく相手に強烈な蹴りを浴びせる。「右足のバランスが悪かったので、思い切り蹴ることだけ考えた」。弱点を突き、勝利を呼び込んだが、いつまでも余韻に浸っていなかった。視線は次へと向け、「ベルトを巻いて満足しません。(スーパーフェザー級王者)武尊選手とやらせてもらいたい」と最強の男に宣戦布告した。

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