フューリー復帰戦飾る ドーピング違反で2年間の出場停止明け
ドーピング違反で2年間の出場停止処分を受けていたボクシングの元世界ヘビー級統一王者タイソン・フューリー(29=英国)が9日(日本時間10日)に英マンチェスターでセファー・セフェリ(39=アルバニア)とノンタイトル10回戦を行い、2年7カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。4回終了後にセフェリが棄権した。
フューリーは2015年11月にウラジミール・クリチコ(ウクライナ)を判定で下し、ヘビー級王座を獲得。WBA、IBF、WBOと主要3団体のベルトを手にしたが、その後は私生活のトラブルが重なり、ボクシングから距離を置いていた。
そのクリチコ戦以来となる試合は、本来の動きからはほど遠い内容ながらもセフェリを圧倒。フューリーは「再びデビューしたような素晴らしい気分。次の試合はもっといい状態になる」と喜びを語った。
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