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高橋ヒロム 石森太二下し初戴冠!次はIWGP オスプレイへの挑戦表明

[ 2018年6月5日 00:00 ]

新日本プロレス・ベスト・オブ・スーパー・ジュニア25 ( 2018年6月4日    東京・後楽園ホール 観衆1740人 )

乱入してきた石森を見送りながら不敵な笑みを浮かべるヒロム
Photo By スポニチ

 優勝決定戦が行われ、高橋ヒロム(LOS INGOBERNABLES de JAPON)が石森太二(BULLET CLUB)をタイムボムからの体固めで沈めて初戴冠を飾った。34分1秒の死闘を制したヒロムが歓喜の雄叫びを上げた。

 「見たか、見たか、見たか!ライガーさん見たか!これが、俺たちのスーパージュニアだ。新日本の象徴になるのは、この俺だーーーー!」。

 激戦だった。開始早々からリングサイドでエルボーの応酬。客席の階段を上がり乱闘を繰り広げたかと思えば、ヒロムが10段以上の階段を転げ落ち、序盤から圧倒的不利な状況に追い込まれた。ただ、背中を押したのは太二コールをかき消す「ヒロム」コール。大歓声を一身に浴びた男は関節を極めて体力を奪うと、最後は勝負どころを見逃さなかった。

 試合直後、祝福するためリングに上がった内藤が誤ってトロフィーを破損するアクシデント。本人から「ごめんちょっと壊れた」と平謝りされて、「俺はちょっとパニックになって、だったら笑いに走るしかない」とヒロム。ただ、そうは言ったものの、笑いに替えることは出来ず、破損箇所を手に握ったまま「これはオレが何とかするよ」と言った。

 頂点に達した男がこの先に見据えるのは1本のベルトだ。ウィル・オスプレイ(CHAOS)が保持するIWGPジュニアヘビー級王座を狙い、「もう一度挑ませてくれ。おまえは世界最強のジュニアヘビー。オレも最強になった。どっちが最強か決着をつけようぜ、ウィル・オスプレイ」と挑戦を表明した。

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2018年6月4日のニュース