豪快!ルーキー南出仁、89秒TKO勝ち「イメージ通り」 夢に向かって第一歩

[ 2018年6月2日 19:36 ]

プロデビュー戦を1回TKO勝ちで飾った南出仁
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 伝統のプロボクシング興行「第574回ダイナミックグローブ」は2日、東京・後楽園ホールで行われ、バンタム級6回戦で駒大出身のルーキー南出仁(23=セレス)がアントニー・ホルト(25=インドネシア)に1回TKO勝ちし、プロデビュー戦を飾った。

 1回、開始から1分で左ボディーで最初のダウンを奪うと、立ち上がったホルトにすぐに攻撃を仕掛け、コーナーに追い詰め左ストレートを顔面へ浴びせ2度目のダウンを奪う。最後は猛ラッシュから右のフックでホルトをに沈め、ここでレフェリーがストップ。「派手なデビューを」と宣言していた通り、わずか89秒で3度のダウンを奪って会場を沸かせた。

 「練習してきたことを全部出せた。いろいろ不安はあったけど、結果を残せてよかった。自分のイメージ通りやれました」と南出。

 和歌山東高時代は選抜で2位、駒大でも全日本、国体で2位と、頂点に立てなかった悔しさがプロ転向を決意する理由のひとつになった。駒大時代にIBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(28=セレス)のスパー相手を務めた縁があり、今年3月にセレスジム入り。スパーリング形式で行われた4月のプロテストでは、その岩佐に相手を務めてもらったほど期待されている。

 豪快なデビュー戦勝利に小林昭司会長は「指示したことは全部できていた」と褒め、岩佐も「採点は30点…というのは冗談。100点満点とは言えないけど、落ち着いていたし、組み立てようとする姿勢もよかった」と合格点を与えた。

 目指すは日本一チケットの売れるプロボクサー。「実力も人気もある世界王者になりたい」。夢に向かって南出が第1歩を踏み出した。

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