尚弥 PFP6位に 米ボクシング専門誌リングマガジン発表
米国で最も権威のあるボクシング専門誌リングマガジンは5月31日付で、WBA世界バンタム級新王者の井上尚弥(25=大橋)をパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)の6位にランクさせたと発表した。井上は同25日に前王者ジェイミー・マクドネル(英国)を衝撃的な1回TKOで破って3階級制覇したことが評価され、これまでの7位から1つ順位を上げた。リング誌のPFP選考メンバーの中には井上を4位に推す声もあったという。同誌が認定するPFPのトップ10選手は以下のとおり。
(1)ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)
(2)ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
(3)テレンス・クロフォード(米国)
(4)サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)
(5)マイキー・ガルシア(米国)
(6)井上尚弥(大橋)
(7)シーサケット・ソールンビサイ(タイ)
(8)エロール・スペンス・ジュニア(米国)
(9)セルゲイ・コバレフ(ロシア)
(10)ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)
なお、リング誌が認定するバンタム級の世界ランキングでは、井上はマクドネルに代わり2位にランクイン。1位はWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、3位はWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、4位はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と、今秋開幕予定のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントに参戦する選手が上位に並んでいる。
続きを表示