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5月の最優秀選手に井上尚弥と3階級制覇のロマチェンコ

[ 2018年6月1日 16:47 ]

 WBA(世界ボクシング協会)は5月31日、最新の世界ランキングを発表し、5月の最優秀選手に世界最速12戦目での3階級制覇を達成したライト級新王者のワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)、特別賞に衝撃の1回TKO勝ちで3階級制覇を果たしたバンタム級新王者の井上尚弥(25=大橋)を選出した。

 井上が王座に就いたバンタム級では、井上に敗れた前王者ジェイミー・マクドネル(英国)が6位にダウン。1位は暫定王者でもあるレイマート・ガバリョ(フィリピン)で、2位は5月19日に元世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)に7回TKO勝ちしたジェイソン・モロニー(オーストラリア)が浮上した。

 ライトフライ級ではIBFとの2団体統一王座を失った田口良一(ワタナベ)が3位に後退。田口に判定勝ちして2冠王者となったヘッキー・ブドラー(南アフリカ)が新王者となった。ライト級でロマチェンコからダウンを奪いながら敗れたホルヘ・リナレス(ベネズエラ、帝拳)は王座を失ったものの、1位にとどまった。村田諒太(帝拳)が正規王者、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)がスーパー王者のミドル級は6位まで変動はなく、12年ロンドン五輪決勝で村田に敗れたエスキバ・ファルカン(ブラジル)が11位から9位にランクを上げた。

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2018年6月1日のニュース