×

鮮烈1回TKOで日本王座戴冠 竹迫がMVP選出

[ 2018年5月30日 13:53 ]

 日本プロボクシング協会(JPBA)は30日に都内で、各階級の日本王者と最強挑戦者が対戦した「第39回チャンピオンカーニバル」の三賞選考会を開き、最優秀選手(MVP)に日本ミドル級新王者の竹迫司登(たけさこ・かずと、26=ワールドスポーツ)を選出した。竹迫は3月3日、川崎市で行われた日本同級タイトルマッチで、過去にKO負けがなかった前王者・西田光(30=川崎新田)に1回TKO勝ちする鮮烈な戴冠劇を演じた。MVPの賞金は30万円。竹迫は6月2日、東京・後楽園ホールでノンタイトル戦を予定している。

 技能賞には3月27日に1回KO勝ちで2度目の防衛に成功した日本スーパーバンタム級王者・久我勇作(27=ワタナベ)が、敢闘賞は5月7日に7回TKO勝ちで初防衛に成功した日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン(37=角海老宝石)が、それぞれ選ばれた。また、殊勲賞は4月16日に有川稔男(33=川島)に8回TKO勝ちして日本ウエルター級新王者となった矢田良太(28=グリーンツダ)が選出された。賞金はいずれも10万円。

 JPBAによると、来年のチャンピオンカーニバルで各階級王者に挑戦する選手を決める試合は「チャンピオンカーニバル挑戦者決定戦」として今秋に実施予定。6月の日本ランキングを基に上位ランカーから出場者を募るという。10月にはJPBA主催興行で5階級の「挑戦者決定戦」を集中開催する。

続きを表示

2018年5月30日のニュース