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尾川 薬物陽性問題で1年間資格停止…JBCが処分発表

[ 2018年5月29日 05:30 ]

1年間の資格停止処分となった帝拳ジムの尾川堅一
Photo By スポニチ

 日本ボクシングコミッション(JBC)は28日、昨年12月5日に米ネバダ州ラスベガスで受けた検査で禁止薬物に陽性反応を示した尾川堅一(30=帝拳)を1年間のライセンス停止処分にしたと発表した。ネバダ州コミッションは4月、尾川が判定勝ちした12月9日のIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を無効試合と裁定。王座獲得を取り消し、6カ月の資格停止処分を科していた。JBCの処分は試合翌日の12月10日から1年間で、ジム会長と担当トレーナーは戒告処分。

 JBCは日本初の世界戦でのドーピング違反を「社会的信用を著しく毀損(きそん)する行為」とネバダ州より重い処分を科した。帝拳ジムの浜田剛史代表は「日本のジム所属選手なので日本のルールに従う」とし、再発防止を徹底した上で再起へ向け練習を再開させる方針を示した。

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2018年5月29日のニュース