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ミルコ引退試合1年延期へ 那須川の相手は6・17後に決定 RIZIN.11

[ 2018年5月29日 19:39 ]

RIZIN.11の会見で盛り上がりに期待する榊原信行実行委員長(中央)。左は高田延彦統括本部長、右はシーザー武志シュートボクシング協会会長
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 総合格闘技の「RIZIN.11」(7月29日、さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードが都内で発表された。93・0キロ契約でイリー・プロハースカ(25=チェコ)はブルーノ・カッペローザ(29=ブラジル)との対戦が決まった。

 プロハースカは、ミルコ・クロコップ(43=クロアチア)との対戦が予定されていたが、18日に左足前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負ったミルコが欠場。プロハースカは「彼(ミルコ)が一日でも早く回復し、手を合わせることができる日を待ち望んでいる」とコメントを寄せた。

 榊原信行実行委員長(54)によるとミルコはすでに手術を行い、再起へ向けて6月から治療を開始する見込み。榊原氏は、今年の大みそかに予定していた引退試合を1年延期して来年の大みそかに実施する考えを示した。「12月31日は引退試合じゃなくて復帰戦。引退に向けたストーリーを僕らも考えていたが、それがそのまま1年スライドするという感じになるんじゃないかな」と話し、来年の1年間でミルコと若手選手とのマッチメークなどを行うプランを明かした。

 榊原氏はプロデビュー以来負けなしでRIZINでも8連勝中の那須川天心(19=TARGET)のカードにも言及。6月17日に行われる「RISE 125」での那須川の結果を受けて「速やかに発表したい」とした。

 また高田延彦統括本部長(56)はプロハースカとカッペローザの一戦に「待ってました!という感じ。重量級に期待しているファンはたくさんいますから。非常に楽しみにしています」と力を込めた。

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2018年5月29日のニュース