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清水聡 勝って世界戦だ!「今回もKOで勝たしていただこうかな」

[ 2018年5月28日 18:28 ]

8月に「ダブル世界前哨戦」に臨む八重樫東(右から2人目)と清水聡(同3人目)。右は大橋秀行会長、左は松本好二トレーナー
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 ボクシングの大橋ジムは28日、横浜市内のジム会見を開き、8月17日に東京・後楽園ホールで東洋太平洋フェザー級王者・清水聡(32=大橋)と元3階級制覇王者・八重樫東(35=大橋)が出場する“ダブル世界前哨戦”を行うと発表した。両者ともに日本人選手との対戦で、清水は東洋太平洋フェザー級10位の川村真吾(27=堺東ミツキ)と3度目の防衛戦、八重樫は前WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者の向井寛史(32=六島)とノンタイトル10回戦を行う。

 12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストでプロ転向後6連続KO勝ちの清水は、17年5月のプロ3戦目以来となる日本人対決。河村はサウスポーで「初のサウスポーとの試合だが、苦手ではないし、そこは気にしていない」という。日本人対決も「会場が盛り上がるし、後楽園は歓声も凄いのでやり甲斐のある試合になると思う。楽しみ」と歓迎した。

 同じロンドン五輪組の村田諒太(32=帝拳)が昨年、WBA世界ミドル級王座を獲得し、4月にはロンドン五輪の1回戦で勝っているアイザック・ドグボエ(ガーナ)がWBO世界スーパーバンタム級王座に就いて刺激を受けた。「周りでアマからプロに行った選手は、ほぼほぼ世界王者になっている。これで僕がなれなかったらヤバい」と笑い、「これまでムチャクチャ打たれ強い選手とばかり戦ってKOしてきたので、今回もKOで勝たしていただこうかな」と抱負を述べた。

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2018年5月28日のニュース