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尾川、ドーピング違反でライセンス1年間停止 JBCが処分発表

[ 2018年5月28日 14:22 ]

会見で神妙な表情を見せる尾川堅一
Photo By スポニチ

 日本ボクシングコミッション(JBC)は28日、昨年12月に同州ラスベガスでボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に判定勝ちしながら試合前検査でのドーピング違反が判明した尾川堅一(30=帝拳)にプロボクサーライセンスの1年間停止処分を科したと発表した。処分期間は昨年12月10日から。

 尾川は同王座決定戦でテビン・ファーマー(米国)に2―1で判定勝ち。日本人として36年ぶりに米国で世界王座を獲得したが、試合前のドーピング検査で陽性反応を示し、試合を管理するネバダ州コミッションが調査。試合は無効となり、尾川には試合日から6カ月間の出場停止、ファイトマネーの20%返金という処分が下った。

 4月19日の会見で、尾川は「プロ選手としての自覚が足りず、ボクシングファンの方々、ボクシング関係者の皆様に大変へ迷惑をかけ、申し訳ありません」と謝罪。「しっかり反省して、許してもらえるなら、またリングに立ちたい気持ちはある」と再起へ前向きな姿勢を示していた。

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2018年5月28日のニュース