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尚弥、3階級制覇から一夜「WBSSは天下一武道会ですね」

[ 2018年5月27日 05:30 ]

3階級制覇を報じるスポニチ本紙とベルトを手にポーズを決める井上尚弥(撮影・会津智海)
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 衝撃の1回TKO勝ちで3階級制覇を達成したボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)が26日、横浜市内で会見した。参戦を表明した高額賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」について「目指すところは優勝」と改めて宣言。「(海外では)今は“井上は強い”という評価だけ。誰が一番強いのかというのを確実なものにしたい」と意気込み、大会を「(ドラゴンボールの)天下一武道会ですね」と例えた。

 WBSSバンタム級トーナメントは今秋開幕予定。大橋ジムの大橋秀行会長は6月に来日する主催者と話し合い、井上の参戦を正式決定する。井上以外では世界王者3人の参戦を発表済み。トーナメント出場者は8人で残り4人が未定だが、大橋会長は「ネリは出るよ。あと一人、凄いのが出る」と明かした。

 前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)は3月の山中慎介(帝拳)戦で体重超過を犯して王座を剥奪され、日本から事実上の永久追放処分を受けた。だが、WBSS参戦を希望し、6月9日に地元ティフアナでノンタイトル戦を予定している。26戦全勝のネリが参戦する場合、王者との対戦が世界戦と認定されるかは不明で、開催地も限定されそうだ。

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2018年5月27日のニュース