尚弥の挑戦受けるマクドネル　前日から何と１２キロも増量

計量をパスしたマクドネル（左）と井上尚弥（撮影・島崎忠彦）
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　ボクシングのＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチで井上尚弥（２５＝大橋）の挑戦を受ける王者ジェイミー・マクドネル（３２＝英国）が２５日午後７時、宿泊先の横浜市内のホテルから試合会場の東京・大田区総合体育館に到着した。

　２４日の前日計量では減量のため１時間１０分も遅刻し、リミットを２００グラム下回る５３・３キロで何とかパス。ゲッソリした顔つきで一人では歩けず、帰りの車でも吐いたというが、一日経って顔色は戻り、回復した様子。会場入り後の計量では６５・３キロとウエルター級レベルで、前日から何と１２キロも増量した。一方、前日計量をリミットの５３・５キロでクリアした井上尚弥は６キロ増の５９・５キロだった。

　試合のもようはＷＢＣ世界ライトフライ級タイトルマッチ、王者・拳四朗（２６＝ＢＭＢ）―ガニガン・ロペス（３６＝メキシコ）とのダブル世界戦として、午後７時５７分からフジテレビで生中継される。