京口紘人 2度目の防衛に成功!人生初のダウンも判定勝ち「いい勉強になった」
ボクシングのダブル世界戦は20日、東京・大田区総合体育館で行われ、IBF世界ミニマム級タイトルマッチは王者・京口紘人(24=ワタナベ)が挑戦者でIBF世界ライトフライ級10位ビンス・パラス(19=フィリピン)に3―0の判定勝ち。無敗同士の対決を制して2度目の防衛に成功した。
立ち上がりから積極的に前に出るパラスを左のリードジャブで制し、主導権を握ったかに見えた京口だが、3回終了間際に左フックを浴びて人生初のダウン。その後は盛り返し、10回には猛ラッシュも見せたが、最後まで倒せず。「試合前に“教えてあげる”みたいなことを言っていたけど、僕の方がいい勉強になった」と反省の弁。「タフだし、パンチもあるし、いいファイターでした」と19歳のパラスを称えた。
京口は昨年7月、国内最速のデビューから1年3カ月で世界王座を獲得。昨年の大みそかに8回TKO勝ちで初防衛に成功していた。今回はプロ入り後、初めて年下の選手との対戦だった。これで京口の戦績は10戦10勝7KO無敗、パラスは14戦13勝11KO1敗となった。
◆京口 紘人(きょうぐち・ひろと)1993年(平5)11月27日、大阪府和泉市生まれの24歳。小6時に大阪帝拳ジムでボクシングを始め、辰吉丈一郎の指導を受ける。伯太高―大商大で国体ライトフライ級優勝などアマ66戦52勝(8KO)14敗。16年4月プロデビュー。17年2月、東洋太平洋ミニマム級王者。同年7月、アルグメド(メキシコ)に判定勝ちし、プロ8戦目でIBF世界同級王座獲得。身長1メートル61.8の右ボクサーファイター。
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