×

田口 30歳超え「ベテランの域」勝負の“大人コーデ”に変更

[ 2018年5月19日 05:30 ]

WBA&IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ   統一王者・田口良一≪12回戦≫WBA7位IBF6位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ) ( 2018年5月20日    大田区総合体育館 )

ブドラー(上)の前で予備検診を受ける統一世界ライトフライ級王者・田口(左)
Photo By スポニチ

 ボクシング・ダブル世界戦の予備検診が都内で行われ、体格では田口良一(31=ワタナベ)、京口紘人(24=同)の両王者がともに上回った。統一世界ライトフライ級王者・田口は入場時に着用するガウンを“トレンチコート風”に変更。トランクスの色も青から黒に変え、ベテランの風格を漂わせて日本初となる2団体王座同時防衛に挑む。

 世界戦も9度目とあって、落ち着き払っていた。田口は初対面のヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)を「優しそうな感じ」と評し、にこやかに握手。身長で8センチ、リーチ3・5センチの優位も「そこで勝負が決まるわけじゃない」と油断せず、「30歳を超えてベテランの域に入った。こういうのにも慣れた」と話した。

 今回は入場時の装いを大人っぽく変える。従来は腰までだったガウンを「トレンチコート風に替えてみた」と明かした。前戦から女優・広末涼子の元夫でデザイナーの岡沢高宏氏に制作を依頼。色は青のまま、軽量級では長身で細マッチョの田口に似合うロングガウンが用意され、「まだ着てないけど、さすがデザイナー」と感謝した。トランクスの色も青から思い切って黒に変更。黒はジムの先輩で元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏が愛用した色だが、「黒のイメージ?オセロですね」と笑いを誘った。

 減量もリミットまで700グラムと順調。「いい状態でリングに上がれそう。試合を楽しみにしてください」と自信をのぞかせた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月19日のニュース