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王者・京口 KO宣言「厳しさを教えてあげよう」 身長、胸囲とも上回る

[ 2018年5月18日 14:52 ]

予備検診を終え、ビンス・パラス(右)とともにファイティングポーズをとるIBF世界ミニマム級王者・京口紘人
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(20日、大田区総合体育館)の予備検診が18日、都内で行われ、IBF世界ミニマム級タイトルマッチに臨む王者・京口紘人(24=ワタナベ)、挑戦者ビンス・パラス(19=フィリピン)は、ともに異常なしと診断された。

 2度目の防衛を目指す京口は「もう、こういう場所も3度目なので、落ち着いている自分がいる」と平常心をアピール。写真撮影では5歳下のパラスに視線を向ける方向を促すなど余裕の対応も見せ、「チャンピオンらしさを見せてKOで勝ちたい」と宣言した。

 身長は事前の情報ではパラスが2センチ高いはずだったが、測定では逆に京口が3センチ高い結果に。胸囲に関しては京口が初防衛戦から2センチアップの93センチで、パラスを11センチも上回った。

 「それほど自分では気にはしてないけど、数字的にも成長しているのかな」と京口。筋肉量が増えると減量がキツくなるため、ウエートトレーニングなどは自粛中だが、「日頃の練習の中でパワーアップしているのは実感している」と手応えを口にした。

 年下の選手との対戦は初めて。パラスは年齢よりも幼く見えるが、京口も童顔と言われることから「童顔対決ですね」と笑う。「油断とかじゃなく、厳しさを教えてあげよう、みたいな感覚」と話す。

 減量はリミットまで残り1.8キロと最終段階に突入。「あとは明日(19日)の計量をしっかりクリアして、いい状態で(リングに)上がるだけ」と表情を引き締めた。

 一方のパラスはすでに体重をリミットまで落としたことを明かし「体調はいい。京口はいい選手だと思う。頑張る」と話した。

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2018年5月18日のニュース