×

田口良一の挑戦者が来日「勝つ自信がなければ、自分はリングには上がらない」

[ 2018年5月13日 19:21 ]

成田空港に到着し、笑顔でファイティングポーズをとるブドラー
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(20日、大田区総合体育館)でWBA&IBF統一世界ライトフライ級王者・田口良一(31=ワタナベ)に挑戦する元IBF世界ミニマム級王者で同ライトフライ級6位のヘッキー・ブドラー(29=南アフリカ)が13日、成田空港着の航空機で来日した。

 南アフリカからドバイ経由での来日。約20時間の長旅だったが、「機内では映画を見たり、休息したりしていた。少し疲れはあるけど、コンディションは非常に良い」と笑顔を見せた。

 ブドラーは昨年9月、ミラン・メリンド(フィリピン)の持つIBF世界ライトフライ級王座に挑戦したが、判定1―2で敗れ、王座獲得に失敗。ブドラー側の抗議でIBFは再戦を指示したが、メリンドが大みそかの統一戦で田口に敗れたため、田口とブドラーが対戦することになった。

 「田口は現在のこの階級ではベストの選手。対戦できることを光栄に思う。自分のキャリアの中で一番厳しい試合になる」と、王者に敬意を表しつつ「勝つ自信がなければ、自分はリングには上がらない」と勝利を誓った。

続きを表示

2018年5月13日のニュース