岡田博喜、１回ＫＯ勝ちで“謝罪”「ちょっと早すぎた」

１回ＫＯ勝ちした岡田博喜
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　ボクシングのＷＢＯアジアパシフィック・スーパーライト級王者・岡田博喜（２８＝角海老宝石」）が７日、東京・後楽園ホールで行われたノンタイトル８回戦でシソ・モラレス（３０＝フィリピン）に１回ＫＯ勝ち。デビューからの戦績を１８戦１８勝１３ＫＯとした

　序盤から岡田の左ジャブがヒット。右のボディーストレートでぐらつかせ、さらに残り２０秒でモラレスをコーナーに追い込むと最後はオーバーハンド気味の右フックで仕留めた。１回２分４０秒での決着。勝者の岡田は「ちょっと早すぎましたね。何というか…スミマセン」とリング上で謝罪した。

　６度防衛した日本タイトルを返上。昨年１２月にＷＢＯアジアパシフィックのタイトルを獲得したが、「防衛戦をやるかどうかは分からない。世界に行きたいし、そういう（世界につながる）試合がやれるなら、それに向かっていきたい」と岡田。ＷＢＡ世界３位など４団体全てで世界ランキング入り。現在、ＩＢＦとＷＢＯは世界王者が空位になっており、チャンスは岡田の手の届くところにある。挑戦者決定戦か、王座決定戦か。岡田は「（団体は）どこでもいいので、秋か冬には確実に世界につながるような試合をやりたい」と熱望した。