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ゴロフキン ミドル級最多タイV20!対戦相手候補に村田挙がらず…

[ 2018年5月7日 05:30 ]

WBAスーパー&WBC統一世界ミドル級タイトルマッチ12回戦   ○統一王者ゲンナジー・ゴロフキン KO2回1分53秒 WBA12位バネス・マーティロスヤン● ( 2018年5月7日    米カリフォルニア州カーソン )

世界王座通算20度目の防衛に成功したミドル級3団体統一王者ゴロフキン(AP)
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 ミドル級の3団体統一王者ゴロフキンが世界王座通算20度目の防衛に成功した。1回に打たれる場面もあったが、「本気を出した」という2回にパワーパンチ15発中11発を当てて倒し、テンカウントを聞かせるKO勝ち。V20は全階級を通じて歴代6位タイ、ミドル級ではバーナード・ホプキンス(米国)に並ぶ最多記録となった。

 昨年9月に引き分けたサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)との再戦がカネロのドーピング違反で中止。試合後は「誰とでも戦う。みんなベルトを奪いに来てほしい」と話したが、カネロへの嫌悪感から次戦での再戦は難しいとみられる。将来の対戦を目指すWBA正規王者・村田諒太(帝拳)は「パンチに対する反応に限って言えば若干の衰えは隠せない」と指摘しながらも、「試合後のインタビューで(相手候補が)挙がった中に自分の名前はない。対戦相手としてリストアップされるように、次の試合でアピールしていきたい」と話した。

 ▼マーティロスヤン 列車にぶつかったみたいな衝撃。今までで一番硬いパンチだった。(キャリア初KO負け)

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2018年5月7日のニュース