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山中慎介氏 議員転身ある?「可能性ゼロじゃないかも」 区役所で引退セレモニー

[ 2018年4月25日 13:21 ]

区議会場で開かれた引退記念セレモニーで左腕を突き上げる山中氏
Photo By スポニチ

 プロボクシングで日本歴代2位となる12連続防衛をマークし、3月に現役を引退した元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏(35=帝拳)が25日、東京・中野区役所で引退セレモニーに出席した。中野区在住で名誉区民でもある山中氏の功績を称え、同区役所では本庁舎1階ロビーに記念コーナーを設け、現役時代に使用したグローブやガウン、写真パネルなどをこの日から展示開始(5月11日まで)。山中氏の好意により、WBCと米リングマガジン認定世界王者のベルトも展示されることが決まった。

 同区役所内の区議会場で開かれたセレモニーは一般公開され、区議や観覧客ら100人以上が出席。山中氏は田中大輔区長から花束を手渡されてねぎらわれ、「今後もいろいろな形で中野区民に希望を与え続けていただければ」と要望された。山中氏は東京後援会が発足した地でもある中野区への愛着を口にし、「少しでも必要とされて、できることがあれば協力したい」とあいさつ。今後については「固まっていない。はっきりと決める段階でもない」とした上で、将来的に議員を目指す考えはあるかとの問いには「可能性はゼロじゃないかもしれない。自分がやりたいことを見つけて、信念を持って行動していこうかなというのはある」と答えた。

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2018年4月25日のニュース