×

亀田3兄弟の妹・姫月 涙のプロデビュー戦2回TKO勝ち!「ずっとパパについていきます」

[ 2018年4月22日 16:57 ]

勝ち名乗りを受けレフェリーに手を挙げられる亀田姫月(左)
Photo By スポニチ

 ボクシング亀田3兄弟の妹、姫月(ひめき、18)が21日(日本時間22日)、メキシコで行われた49キロ契約4回戦でプロデビューし、カルラ・サモラノ(メキシコ)に2回22秒TKO勝ちした。

 1回から一方的に攻め続け、ラウンド終盤にダウン寸前に追い込むと、インターバルにセコンドの父・史郎氏から“ゴーサイン”。2回に左フックでダウンを奪い、立ち上がった相手を攻めたてた場面でレフェリーストップとなった。

 姫月は「会場の雰囲気も凄い盛り上がってて、待ってる時が一番緊張した」と振り返った。赤コーナーの選手は全員が同じ控室に入り、「動くとこもなく、トイレのドア閉まらんかったり、流れへんかったりして、めちゃくちゃ臭くてスタミナ切れるんちゃうかなって思った」という。それでも出番が来ると気合を入れ、史郎氏、元WBO世界バンタム級王者の三男・和毅とともに縦一列となる“亀田トレイン”で入場。「自分も亀田トレインをする日が来るとは思ってなくて、めちゃくちゃいろんな思いが込み上げてきました」と話した。

 試合では相手に3発もらったが、アドレナリンが出ていて効いたとは感じなかったという。インターバルでは「相手にダメージがあるうちに早く倒しにいきたい」と1分間が長く感じたそうで、TKO勝ちすると真っ先に史郎氏に駆け寄って嬉し泣き。「相手がダウンして、めちゃくちゃ気持ちよかった。まだ戦いたいって思いました。初めてのプロのリングでどうなるかなって思ったけど、いいスタートが切れてよかったです。この3年間、パパについてきてよかった。これからもずっとパパについていきます」とコメントした。

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月22日のニュース