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尾川 ドーピング違反で資格停止6カ月 世界王座獲得認められず

会見で神妙な表情を見せる尾川堅一。左は浜田剛史代表
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 米ネバダ州コミッションは18日、昨年12月に同州ラスベガスでボクシングのIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に判定勝ちしながら試合前検査でのドーピング違反が判明した尾川堅一(30=帝拳)に、6カ月の資格停止処分を科した。帝拳ジムが19日、発表した。試合は無効となり王座獲得は認められない。日本人ボクサーがドーピング違反で処分を受けるのは初めて。尾川は謝罪し、リング復帰を希望した。

 スーツ姿で会見した尾川は神妙な面持ちで頭を下げた。「自分のプロ選手としての自覚が足りず、ファンや関係者に大変なご迷惑をお掛けして申し訳ありません」。

 昨年12月9日、不利の前評判を覆してテビン・ファーマー(米国)に2―1判定勝ち。日本人で36年ぶりに米国で世界王座を獲得したが、無効試合となったためIBFは王座剥奪の方針で、今後は元世界王者とも認めてもらえない。

 試合4日前の12月5日朝、宿泊先で受けた抜き打ち尿検査で、筋肉増強効果があるテストステロン2種類に陽性反応を示したことが1月に判明。尾川は身に覚えがなく、帝拳ジムは陰性だった昨年7月の検査後に摂取した全ての薬やサプリメント、現地の食事などのリストをネバダ州コミッションに提出した。

 検査時に言葉の問題で申告できなかったアトピー治療の塗り薬「アンテベート」の可能性が考えられたが、検出経路を証明できず、故意の摂取ではないと認められる原因の特定までには至らなかった。

 同州コミッションは薬物違反の“初犯”に資格停止1年とファイトマネー30%分の罰金を科すが、調査に協力的だったため期間を6カ月に、罰金を20%分の1万4000ドル(約150万円)に軽減。資格停止処分は6月9日に解除となる。

 尾川は「薬の知識がなかったことが一番の反省点。普段通り過ごしたら出るはずがないと思い込んでいた。自分の甘さ」と反省。ジムの再発防止策に率先して取り組む姿勢で「許してもらえるならもう一度リングへ。米国も含めて、もう一度あの舞台に立ちたい」と復帰を希望した。

[ 2018年4月20日 05:30 ]

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