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村田は余裕の計量クリア「プロ15戦目なので慣れています」

[ 2018年4月14日 13:46 ]

計量をパスした村田
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦の前日計量が14日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われ、WBA世界ミドル級タイトルマッチは王者・村田諒太(32=帝拳)がリミットの72・5キロで、挑戦者の同級6位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)が200グラム軽い72・3キロで、ともに一発パスした。

 ミドル級で日本人初の王座防衛が懸かる村田は終始落ち着いた表情で、写真撮影の際には白い歯ものぞかせた。すっぽんスープを胃に流し込み、「ホッとしました。加齢とともに少しずつ体重は増えているけど、(減量は)問題なかった。昨日までは汗が出なかったのに、ちょっと飲んだらすぐに汗が出る。不思議なものですね」と計量クリアを実感した様子。昼にパスタ、夜にはうなぎを食べて栄養補給する予定で、試合当日までのリカバリーについても「これがプロ15戦目なのでそれなりに慣れています」と自信を示した。

 前日13日の調印式では米国でのプロモートを手がけるトップランク社のボブ・アラム・プロモーターが、今冬に東京ドームでミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とのビッグマッチ構想を披露。かねて東京ドームでの世界戦を希望する村田は「いいんじゃないですか。そうなったら日本のボクシング界が盛り上がる。できればいいですね」と歓迎した。

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2018年4月14日のニュース