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挑戦者ロサレス、“仮想比嘉”ロマゴンと納得スパー「鍵になる」

[ 2018年4月11日 05:30 ]

WBC世界フライ級タイトルマッチ   王者・比嘉大吾《12回戦》同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア) ( 2018年4月15日    横浜アリーナ )

シャドーボクシングをするロサレス
Photo By スポニチ

 WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)に挑戦するクリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)が都内で練習を公開し、母国ニカラグアの英雄で元4階級制覇王者のローマン・ゴンサレスとスパーリングを積んできたことを明かした。いとこにあたり、ジムも一緒の“ロマゴン”と42ラウンド手合わせしたそうで「彼とのスパーがこの試合の鍵になる。コンビネーションが豊富で、いいスパーになった」と話した。

 圧力をかけて連打で倒すロマゴンは比嘉の憧れの選手。コンビネーションもまねしてきただけに“仮想比嘉”として十分すぎる存在だ。比嘉を指導する具志堅用高会長は「バランスがいいし、コンディションもつくってきている。簡単には倒せないと思う」と警戒を強めた。

 具志堅会長によると、本来好戦的なロサレスが最近は足を使うボクシングをしており、カウンターに要注意という。来日後もアウトボクシングの練習をしている挑戦者に対し、「リングの真ん中で戦ったら不利。ファイターになって、とにかく攻めていくしかない」と攻撃姿勢を強調した。

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