亀田の対戦相手変更も！ポンサクレック氏にボクサーライセンス交付されず

５・５後楽園ホールで、１試合限定の現役復帰戦を行う亀田興毅氏
Photo By スポニチ

　ボクシングの元３階級制覇王者・亀田興毅（３１＝協栄）が５月５日に後楽園ホールで行うと発表した現役復帰戦の対戦相手、元ＷＢＣ世界フライ級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム氏（４０＝タイ）にボクサーライセンスが交付されないことが分かった。日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）が４日、明らかにした。

　ポンサクレック氏は１３年８月の試合を最後に現役を引退。ＪＢＣの年齢制限規定である３７歳を超え、かつ最終試合から３年以上を経過しているため、ルール上ではライセンスの再交付は不可能という。当日の興行を主催する協栄ジムからポンサクレック氏の招へい申請は出ていないが、対戦カードを確認したＪＢＣが「出場は認められない」と通達したという。

　元世界王者の亀田興毅に対してはこの日、申請が出ていたライセンスを再交付することが決定。しかし、ポンサクレック氏は許可されないため、現時点で試合はエキシビションマッチ扱いになるか、対戦相手を変更する必要があるという。