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田口&京口、5・20ダブル世界戦 田口の相手はブドラー

[ 2018年4月4日 11:58 ]

会見する(左から)渡辺会長、田口、京口
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 ワタナベボクシングジムは4日、都内で会見を開き、同ジムに所属するWBA&IBF統一世界ライトフライ級王者・田口良一(31)とIBF世界ミニマム級王者・京口紘人(24)のダブル世界戦を5月20日に東京・大田区総合体育館で行うと発表した。田口はWBCが8度目、IBFは初防衛戦で2つのタイトルを賭けての防衛戦は日本人王者では初めてとなる。京口は2度目の防衛戦。

 田口の対戦相手は元WBA世界ミニマム級スーパー王者で現IBF世界ライトフライ級6位のヘッキー・ブドラー(29=南アフリカ)で戦績は34戦31勝(10KO)3敗。京口の対戦相手は未定で「現在交渉中」という。

 ともに今年最初の試合。田口は「特別な意識はない」といい、ブドラーについては「うまい選手。本当に強い相手だけど、ここは何としても勝ちたい」と必勝宣言。一方、京口は「5カ月空いているので早く試合がしたい。強い相手とやって勝てば評価は上がると思う。強いなと思われるような試合をしたい」と意気込んだ。

 田口は昨年の大みそかにIBF世界ライトフライ級王者ミラン・メリンド(フィリピン)と王座統一戦に判定勝ち。WBA王座の7度目の防衛を果たすと同時にIBF王座を獲得。国内では井岡一翔、高山勝成に続く史上3人目となる2団体王座統一を果たした。

 京口は昨年7月、ホセ・アルグメド(メキシコ)に判定勝ちし、プロ8戦目、国内最速のデビューから1年3カ月で世界王者に。大みそかには8回TKO勝ちでカルロス・ブイトラゴ(ニカラグア)を退け、初防衛に成功している。

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2018年4月4日のニュース