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【新日本】4・1両国決戦!メーンはオカダVSザックのIWGP戦

[ 2018年3月27日 20:54 ]

NJCを制したザック・セイバーJrを迎え撃つIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ
Photo By スポニチ

 新日本プロレスは27日、4月1日に開催される両国国技館大会の全対戦カードを発表した。

 メーンイベントは、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(30)に「NEW JAPAN CUP 2018(NJC)」を制したザック・セイバーJr(30)が挑む一戦。

 挑戦者のザックは、NJCに初出場ながら内藤哲也、飯伏幸太(35)、SANADA(29)、棚橋弘至(41)という新日本プロレスのトップレスラーから得意のサブミッションで4連勝。ダークホースの存在ながらNJCを初優勝した。変幻自在のサブミッション・マスターが、新日本のトップに立つためにも残すは、オカダ撃破のみ。NJC制覇の勢いのままIWGPヘビー級のベルトを狙う。

 対して今回が、11度目の防衛戦となる王者のオカダ。今回の試合に勝利すれば棚橋の持つ最多防衛記録11回に並ぶ。しかしオカダにとっては、今回の相手は今までの防衛ロードでは戦ってこなかったファイトスタイルの選手である。そういう意味でもサブミッション対策は、試合のキーポイントになりそうだ。新日本プロレスの絶対王者として、最多防衛記録更新するためにもここは負けられない。

 サブミッション・マスターの快進撃が続くのかそれともレインメーカーが最多防衛記録に並ぶのか目が離せない一戦だ。

 ジュニア戦線も見逃せない。IWGPJrヘビー級王者のウィル・オスプレイにマーティ・スカル(29)が挑む試合やIWGPJrタッグ3WAYマッチで王者の金丸義信(41)、エル・デスペラード組に高橋ヒロム(28)、BUSHI組とSHO(28)、YOH(29)組が挑む試合が組まれている。

 これに加えてタイトルマッチでNEVER無差別級6人タッグ王者のバッドラック・ファレ(36)、タマ・トンガ(35)、タンガ・ロア(34)組に田口隆祐(38)、マイケル・エルガン(31)、真壁刀義(45)組が挑む試合も組まれている。

 そして春の両国ビックマッチでもある今大会は、タイトルマッチ以外も見どころ満載だ。セミファイナルでは、スペシャルタッグマッチとして飯伏幸太、ケニー・オメガ(34)の“ゴールデン☆ラヴァーズ”とCody(32)、ハングマン・ペイジ(26)組が対戦。内紛状態が続くBULLET CLUB、その因縁のある4人が対峙する注目の一戦だ。

 ゴールデン☆ラヴァーズは、現地時間3月25日のロサンゼルス大会で、マット・ジャクソン(32)とニック・ジャクソン(28)の“ヤングバックス”と40分近くの激闘の末に勝利をつかんだ。ゴールデン☆ラヴァーズの強さを改めて世界のプロレスファンにアピールした。

 この試合は、現地時間4月7日にアメリカ開催予定のROHビックマッチでそれぞれ決まっているシングルマッチ(ケニーVSCody、飯伏VSペイジ)の前哨戦でもあり、世界からも注目が集まる一戦だ。

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2018年3月27日のニュース