×

八重樫、再起戦で2回TKO勝ちも…「世界?何も見えない」

[ 2018年3月27日 05:30 ]

スーパーフライ級10回戦   ○八重樫東 TKO2回2分24秒 フランス・ダムール・パルー● ( 2018年3月26日    後楽園ホール )

パルー(左)に右ストレートを見舞う八重樫
Photo By スポニチ

 元3階級制覇王者・八重樫が約10カ月ぶりの再起戦に2回TKO勝ちした。昨年5月、1回TKO負けでIBF世界ライトフライ級王座から陥落。「緊張した」という1回は硬い動きだったが、接近戦に持ち込んだ2回にフライ級のインドネシア王者を3度倒した。それでも「練習してきた出入りのボクシングが全然できなかった。自分自身、情けない」と反省しきりだった。

 限界説も出る中で現役続行を決め、2階級上げてスーパーフライ級の体づくりに着手。「リングに上がれるのは幸せ」と振り返ったが、国内初の4階級制覇へ向けては「世界?何も見えない」と苦笑した。大橋秀行会長も「スーパーフライではちょっと小さいかな。今日の出来ではまだ無理」とフライ級に戻す可能性も示唆した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年3月27日のニュース