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武尊、1回戦は判定勝ち 準決勝は皇治―小宮山、武尊―郷州

[ 2018年3月21日 14:55 ]

K―1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~ ( 2018年3月21日    さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ )

 ランドハウジングPresents「K―1 WORLD GP第4代スーパーフェザー級王座決定トーナメント」の1回戦4試合が行われ、史上初の3階級制覇を狙う武尊(たける、26)を始め、皇治(こうじ、28)、小宮山工介(31)、郷州征宜(31)と日本勢4人が準決勝へ進出した。準決勝は皇治―小宮山、武尊―郷州の組み合わせとなった。

 第1試合の皇治―卜部弘嵩(28)は3回を終え、右ストレートと左ボディーがさえた皇治をジャッジ1者が支持したものの、2人がドローだったため、延長戦に突入。延長では皇治が積極的に手数を出して卜部弘をロープへ追い詰め、3―0で判定をモノにした。

 第2試合の小宮山はスアレック・ルークカムイ(32=タイ)に1回2分56秒KO勝ち。前に出てきたスアレックの側頭部にカウンターの左ハイキックを叩き込み、1発でマットに沈めた。

 「事実上の決勝戦」と呼ばれた第3試合は武尊がスタウロス・エグザコスティディス(30=ギリシャ)に3―0の判定勝ち。スーパーフェザー級初戦と思えないほどパワー面で優位に立ち、2回に跳び膝蹴りやカウンターの左フックを浴びたものの、3回後半に膝蹴りから好機をつかむと、それまで避けられていた右を何度もヒットさせて難敵を押し切った。

 第4試合は郷州がデニス・ウォーシック(24=ドイツ)に2―0判定勝ち。きれいなハイキックやボディーを打ってくる相手に構わず、元高校球児らしいフィジカルの強さを生かして前進。膝蹴りやワンツーでロープに詰めて攻め、泥臭くポイントを稼いだ。

 なお、リザーブファイトでは大岩龍矢(26)が横山巧(19)に2―0で判定勝ちし、トーナメントのリザーブ選手にエントリーされた。

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2018年3月21日のニュース