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W世界戦の山中「勝つのは僕」小西「顔がズタズタの状態で帰ってもらいたい」

[ 2018年3月16日 15:38 ]

 プロボクシングのWBO世界ミニマム級初防衛戦に臨む山中竜也(22=真正)と、WBA世界ライトフライ級王座決定戦に挑む小西伶弥(24=真正)らダブル世界戦に挑む選手が16日、神戸ポートピアホテルでの調印式に出席した。

 挑戦者のカジェロスに「ノックアウトしてベルトを取ります」と、会見でKO宣言をされた山中は、「KOはされないし、勝つのは僕。判定でもKOでもいいから、誰が見ても勝っている試合をしたい」と、堅いディフェンスと高い技術に自信を見せた。

 世界ランク1位のカニサレスは、16年12月に田口良一(現WBA・IBF同級統一王者)と戦い、引き分けだった。中盤以降はアウトボクシングに徹する戦術を取った。しかし、会見では「ノックアウトをすることが勝利の鍵だ」と、19勝16KOの力を見せることに意欲を示した。

 世界初挑戦となる同2位の小西は「ボコボコにして、顔がズタズタの状態で帰ってもらいたい」と応酬。江藤日出典トレーナーは「田口戦のように足を使わずに、しっかり打ち合ってくれとカニサレスに伝えたい」と加勢をした。

 試合は18日に神戸ポートピアホテルで行われる。

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2018年3月16日のニュース