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ネリ 日本から永久追放!JBCが日本でのボクシング活動停止処分を決定

[ 2018年3月9日 16:34 ]

1回、山中にパンチを浴びせるネリ(左)
Photo By スポニチ

 日本ボクシングコミッション(JBC)は9日、WBC世界バンタム級タイトルマッチ(1日、東京・両国国技館)の前日計量で失格となった前同級王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)に対し、日本でのボクシング活動停止処分を決定した。

 事実上の日本からの永久追放処分になる。JBCは海外から招請した選手による体重超過については自動的に1年間の招請禁止処分を科しているが、今回は世界戦かつ重大な違反として、厳罰を科した。8日に開催した倫理委員会で決定した。

 ネリは前日計量の1回目にバンタム級のリミット53・5キロを2・3キロもオーバーする55・8キロ。約2時間後の再計量でも1・3キロの54・8キロで、王座を剥奪されていた。昨年8月以来の元王者・山中慎介(35=帝拳)との再戦は山中が勝った場合のみ新王者の変則タイトルマッチとして実施され、ネリが2回TKO勝ち。王座は空位となり、山中は現役引退を表明した。

 JBCは処分を実行化させるため、WBC以外のタイトル認定団体であるWBA、IBF、WBO、ABC(米国コミッション)にも処分を通知し、処分の徹底を図る。また、再発防止策として、体重超過に対する罰則規定の策定を早期に行うとしている。なお、ネリの管理責任として興行を主催した帝拳プロモーションと、ネリのブリト・マネジャーを厳重注意処分とした。

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2018年3月9日のニュース