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失言?チャオズ箕輪 先輩を“お局様”呼ばわり…即逆襲「給湯室来て」

[ 2018年3月7日 15:05 ]

王座決定戦に臨む天海ツナミ(左)とチャオズ箕輪
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(8日、東京・後楽園ホール)の調印式と前日計量が7日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、セミファイナルのWBO女子世界ライトフライ級王座決定10回戦はチャオズ箕輪(ワタナベ)、天海ツナミ(アルファ)ともにリミットより100グラム軽い48・8キロで一発パスした。戦績は東洋太平洋女子フライ級王者の箕輪が5戦全勝(4KO)、WBOアジア・パシフィック女子ライトフライ級王者の天海が24勝(13KO)12敗。

 アマ時代に全日本女子選手権で7連覇を飾り、出身地・宇都宮市の名物「餃子(チャオズ)」をリングネームとした箕輪は16年9月にプロデビュー。同年12月のプロ3戦目で東洋太平洋王座を獲得し、今回が世界初挑戦となる。経験豊富な天海に対し、「勝って下克上します。顔が命なんで気をつけたい」とジョーク交じりで抱負を述べた。ワタナベジムの女子選手のリーダー格である江畑佳代子が悲願の世界王者になった影響について聞かれ、「お局様が引っ張ってくれて盛り上がっている」と答えると、“お局様”呼ばわりされた江畑が「あとで給湯室に来てちょうだい」とツッコんで調印式会場の笑いを誘った。

 一方、元WBA女子世界スーパーフライ級王者の天海は12年7月に陥落して以来5年8カ月ぶりに世界王者に返り咲くチャンス。その間2度、海外で世界挑戦する機会を得て敗れており、「海外でいっぱい経験を積んできている。当てさせないで当てるボクシングをしたい。日本人対決にしっかり勝って、世界の選手と戦って防衛していきたい」と意気込んだ。日本での世界戦も陥落した試合以来で「応援してくださる方たちがリングサイドにいる。精神的な面では気持ちが高ぶる」と“ホームの利”を強調した。

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2018年3月7日のニュース