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王者・江畑佳代子「もぐもぐタイムです」 計量後カー娘ばりにいちごパクパク

[ 2018年3月7日 14:59 ]

初防衛戦の江畑(左)は計量後、いちごを手にパク・ジヒョンとポーズ
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(8日、東京・後楽園ホール)の調印式と前日計量が7日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、メーンのWBO女子世界ミニフライ級タイトルマッチ10回戦は王者・江畑佳代子(ワタナベ)はリミットより100グアム軽い47・5キロ、挑戦者のパク・ジヒョン(韓国)は600グラムアンダーの47・0キロで一発パスした。戦績は江畑が11勝(6KO)7敗、パクが22勝(6KO)2敗。

 42歳の江畑は昨年5月、実に6度目の挑戦で悲願だった世界王座を獲得。今回が約10カ月ぶりの初防衛戦となる。世界王者となり、勤務先の広告代理店では「社長さんとか偉い人と会える機会が増えた」が、「チャンピオンになっても業務は変わらない」と苦笑。鬼門とされる初防衛戦だが「3度目(の挑戦)からラストチャンスと言ってきたし、ずっと崖っ縁状態。今回も特に変わらない。今までと同じ緊張感で臨んでいる」と話した。

 計量では大好きないちごを手にはかりに乗り、クリアすると平昌五輪のカーリング女子日本代表のように「もぐもぐタイムです」と真っ赤な実にかぶりついた。挑戦者のパク・ジヒョンもいちごをプレゼントされて笑顔を見せ、「IFBA(国際女子ボクシング協会、日本非公認)のチャンピオンとして今まで努力してきた。作戦はリングに上がってから見せる」と抱負を述べた。

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2018年3月7日のニュース