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ブーイングもどこ吹く風 ネリ 食べたいもの食べた山中の方が「フィジカル面のメリットあった」と主張

[ 2018年3月1日 22:28 ]

1回、ネリ(左)のパンチを食らう山中
Photo By スポニチ

 リングを降りて控室に向かうネリに、観客から激しいブーイングが浴びせられた。だが、それを気にする様子は見られなかった。控室では関係者と「俺たちはやったぞ」と抱き合った。

 「勝利は大変うれしい。なぜなら無敗記録を守れたから。王座は勝てば取り戻すことができる」と26戦全勝の自身の無敗記録継続を喜んだ。

 「(山中選手は序盤から)ガンガンくるかと思ったが、山中選手の中に恐怖を見た。前回のKOがよみがえったのではないか。それで容赦なくパンチを続けた」

 前日計量では53・5キロのリミットを1・3キロもオーバーし、王座をはく奪される大失態を犯した。山中の再起に水を差す結果となり「申し訳ない気持ちあはあるか?」と問われると「あります」と神妙に話したが、「自分は今回初めての減量方法で体が弱っていくことを感じていた。山中選手は計量を1回でパスし、昨日から食べたい物を食べられた。自分はきょうの昼まで食べたい物を食べられなかった。そういう面でフィジカル面のメリットは山中選手にあった」とうそぶいていた。

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