×

山中と再戦 ネリ陣営が使用グローブに異議!メキシコ製希望から一転

[ 2018年2月27日 12:08 ]

<ダブル世界戦調印式>グローブチェックでもめる山中陣営(左)とネリ陣営
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(3月1日、東京・両国国技館)の調印式が27日、東京・九段のホテルグランドパレスで開かれた。昨年8月以来の再戦となるWBC世界バンタム級タイトルマッチは使用グローブについて王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)側が異議を唱え、結論は28日のルールミーティングに持ち越された。

 前王者・山中慎介(35=帝拳)陣営は「王者に敬意を示そうと」(帝拳ジム・浜田剛史代表)メキシコのレイジェス社製グローブを用意。ネリも帝拳ジムで練習した際に「どちらかと言えばレイジェス」と希望していた。しかし、ネリのギジェルモ・ブリト・マネジャーが急に「前回(日本製の)ウイニング社製で勝ったんだから、ウイニングにしろ」と主張。山中陣営にも同じウイニングを使用するように要請した。

 使用グローブは両者が合意すれば別々のブランドを使うことも可能。山中はネリ戦に備えてレイジェス社製で練習してきたが、田中繊大トレーナーは「元々ウイニングを使ってますから」と変更も問題なしとの見解を示した。ルールミーティングでどんな結論が出るか注目される。

 なお、オフィシャルはレフェリーがマイク・グリフィン氏(カナダ)、ジャッジがアラン・クレブス、ケビン・スコット、デビッド・サザーランド(以上米国)の3氏が務める。

続きを表示

この記事のフォト

2018年2月27日のニュース