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王座返り咲き狙う山中慎介 半年ぶり対面のネリに「タトゥーは目印になる 僕にとってマイナスはない」

[ 2018年2月26日 15:53 ]

予備検診を終えた山中(左)とネリ
Photo By スポニチ

 ボクシングのダブル世界戦(3月1日、東京・両国国技館)の予備検診が26日、東京・九段のホテルグランドパレスで行われ、出場4選手とも異常なしと診断された。

 昨年8月以来の再戦となるWBC世界バンタム級タイトルマッチは王座返り咲きを狙う同級1位の山中慎介(35=帝拳)が身長1メートル70、リーチ1メートル74を計測。1メートル65、1メートル69の王者ルイス・ネリ(23=メキシコ)を身長、リーチとも5センチ上回った。対面は半年ぶりで、検診の間、ネリが山中に興味を示さなかったのに対し、山中はネリをのぞき込んでしっかり体を観察した。山中は「前回と印象は変わらないが、体を見て小さい、細いなと感じた」とコメント。ネリは前回の試合後、胸に鷲のタトゥーを入れたが「海外の選手はよく入れるので気にならないけど、体の部分のタトゥーは目印になる。ダッキングしたらちょうどアゴの位置になる。僕にとってマイナスはない」と話した。

 一方、ネリは“細い”と言われたことについて「むしろ太くなっていると思う」と笑顔。「全くプレッシャーを感じていないし、勝つための準備をしてきた」と自信を示した。来日時に陣営は13人だったが、最終的には前回の17人より2倍近い30人が応援に来るという。昨年12月に長女が誕生したが、この日は髪の長い女性が寄り添っており、「恋人だ」と説明。さらに突っ込まれると「その話はしたくない」と返答を拒否した。

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