【KNOCK OUT】那須川、激闘を振り返る 「今まで勝ってきた中で一番嬉しい」
「KNOCK OUT FIRST IMPACT」 ○那須川天心<判定勝利>スアキム・シットソートーテーウ● ( 2018年2月12日 東京・大田区総合体育館 )
「KNOCK OUT」は13日、都内で「KNOCK OUT FIRST IMPACT」の一夜明け会見を行った。
「KNOCK OUT FIRST IMPACT」で、タイではスーパーバンタム級で敵なしのスアキム・シットソートーテーウ(22=タイ)に判定勝利した那須川天心(19)が会見に出席。
那須川は「昨日は本当に勝てて良かったです」と開口一番に語り、続けて「判定勝利でしたけど、皆さんが納得できるような試合は出来たかなと思います。今まで戦ってきた相手の中で1番強かったですし、3分5Rがあっという間でした。こういう強い選手と戦い終えてみて、良い経験になったと思いますし、楽しかったですね」と今回の試合が良い経験になったと話した。
試合内容については「(試合映像を見直して)勝った試合だったと思いました。思った以上に相手の攻撃を貰っていないと思いました。相手は1R様子を見てくるのかな?と思ったらいきなり強いミドルキックを蹴ってきたので、これは貰っていけないなと思いました。だから試合途中からカットしようと思いました。自分はキックを受け流してからのパンチが得意なんですけど、それはしてられないと頭によぎってからは冷静に戦うようになりました」と振り返り、身体のダメージも「腕も痛いですし、すねも蹴ったり、カットした影響で腫れています。こんなに試合後に身体が痛いのは初めてです」と激闘のダメージの大きさをうかがわせた。
試合のあおりVTRでは「試合が楽しみ」と話していたが、内心では「全然楽しみではなくて、怖い(気持ち)の方が大きかったです。だけど、周りの人に支えられながら自分の中でも『日本を背負って戦う』という気持ちと絶対に負けられないと思っていました。KOもしたかったんですけど、判定で勝てましたし、今まで勝ってきた中で一番嬉しかったです」と、本心は違ったことを明かした。
試合後のコメントで『KNOCK OUTは強い選手を用意してくれる』というコメントがあり、次はどんな相手を用意してほしいか記者から聞かれると「もっと強い選手はまだいると思います。なので、そういう強い選手や誰もが認める強い選手と試合がしたいですね。そういう強い選手の方が、自分も気合いが入りますし、見てる人たちも楽しいと思います。強い選手と戦っていきたいですね」と今後も世界の強豪との対戦を希望した。
「KNOCK OUT」の小野寺力プロデューサー(43)も「今の那須川天心には、中途半端な相手や茶番な相手は必要ないと思います。世界中でも那須川天心を狙っていると思うので、今後那須川天心の相手を準備するのであればそれ相応の選手を連れてきます」と言及した。
いまだ無敗である那須川天心の“神童伝説”はまだまだ続きそうだ。
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