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村田 亡き恩師にささげる初MVP!命日での受賞に感慨深げ

[ 2018年2月10日 05:30 ]

ボクシング年間表彰式でポーズをとる(左から)田口、村田、井上尚、木村
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 プロボクシングの2017年度年間表彰式が9日、東京ドームホテルで開かれ、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が初の最優秀選手(MVP)に輝いた。日本人22年ぶり2人目のミドル級制覇、日本の五輪メダリスト初の世界王者が評価され、記者投票で満票36のうち21票を集めて選ばれた。

 村田は「そうそうたるメンバーの中で賞を頂いて、うれしいというより恐縮」とスピーチした。2月9日が南京都高(現・京都広学館高)時代の恩師、武元前川氏の命日であることに触れて、「その日に賞を頂いたのは大きいこと。先生がいまだに見守ってくれていると、つくづく思う」と感慨深げに話していた。

 ブランダムラ(イタリア)を挑戦者に迎える4月15日の初防衛戦(横浜アリーナ)へと弾みをつける受賞。8日まで沖縄で第2次走り込みキャンプを行い、実戦練習への準備も整った。「まずは、4月の試合に勝って、大きな試合へと進みたい。ミドル級で評価の高い選手とやっていきたい」と今年の抱負を述べた。

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