×

【新日本】EVIL逆転勝利!「ベルトを爆発的な価値に昇らせてやる」

[ 2018年2月6日 00:07 ]

Road to THE NEW BEGINNING   ●YOSHI-HASHI・オカダ・外道・後藤・オスプレイ―内藤・SANADA・高橋・BUSHI・EV ( 2018年2月5日    東京・後楽園ホール )

IWGPタッグ王者のSANADA(右)とEVIL
Photo By スポニチ

 メインイベントで行われたのは、『CHAOS』―『LOS INGOBERNABLES de JAPON』の5対5イリミネーションマッチ。

 この試合は、6日の後楽園大会で行われるSANADA(29)、EVIL(30)―オカダ・カズチカ(30)、後藤洋央紀(38)のIWGPタッグ戦そして10日の『THE NEW BEGINNING in OSAKA』(大阪府立体育会館)で行われるオカダ―SANADAのIWGPヘビー戦、後藤―EVILのNEVER戦を含む両ユニットによるシングル5番勝負の前哨戦となった。

 試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合のオーバー・ザ・トップロープ(OTR)ルールが採用された。

 序盤から各試合に向けた火花が散る戦いが続いた。IWGPJrタイトルマッチの前哨戦となる高橋ヒロム(28)とウィル・オスプレイ(24=英国)とのマッチアップは、スピードあふれる試合展開に。最終的には、オスプレイがトップロープを越えてエプロンに立つと高橋はトップロープを越え、崖式パワーボムを狙う。オスプレイは、粘るも内藤のツバ攻撃を食らってしまい断崖式パワーボムを敢行して両者脱落。その後YOSHI−HASHI(35)が、内藤哲也(35)をブレーンバスターの要領でトップロープ越えさせてエプロンに。内藤はエプロンで粘るもドロップキックを決めてOTR。ここで『CHAOS』が数的有利。

 続いて外道(48)が、BUSHI(34)のマスクを剥いで反則負けになるが、YOSHI−HASHIがマスクを剥がされたBUSHIをOTR。その後は、IWGPシングルとタッグを懸けて戦う予定のオカダとSANADAのマッチアップが続く。両者は、トップロープを越えるとエプロンでの攻防になる。するとオカダがリバーススープレックスでSANADAが脱落させる。しかし、直後にEVILがオカダをエプロンから落として脱落。『CHAOS』は後藤とYOSHI−HASHIの2人が残り、『LOS INGOBERNABLES de JAPON』はEVILのみとなった。

 後藤は勝利に向けてIWGPタッグとNEVERを懸けて戦うEVILを仕留めにいく。そこにYOSHI−HASHIも入ってきて、2人で勝利を狙う。しかしEVILは、2人の連係技を耐えて、YOSHI−HASHIとレフェリーを激突させ、リングは無法状態。その間に『LOS INGOBERNABLES de JAPON』の脱落したメンバーがリング内にイスを投入。そのイスでEVILは、後藤を殴打。立ち上がった後藤にラリアットを見舞いOTR。両軍、1人ずつ残った状態となった。

 数的不利から1対1の状態に持ち込んだEVILの勢いは止まらなかった。YOSHI−HASHIが攻める場面もあったが、最後はYOSHI−HASHIに必殺技の『EVIL』を決めて、『LOS INGOBERNABLES de JAPON』が勝利した。

 試合後はこの日のヒーローとも言えるEVILが「ディスイズイービル!エヴィリシング イズ イービル!全ては……イービルだ!!」で大会を締めた。

 バックステージでもEVILは「IWGPタッグの前哨戦は完璧な形で戦いを終えた。明日(6日)のタイトルマッチは、シングル王者の2人(オカダ・後藤)を倒して、俺たちがIWGPタッグのベルトを爆発的な価値に昇らせてやるよ!」とIWGPタッグ防衛に向けて勝利宣言をした。

続きを表示

2018年2月5日のニュース