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東京五輪からボクシング除外も…八百長など問題続きで会長示唆

[ 2018年2月5日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は4日、韓国の平昌で開かれた2日間の理事会終了後に記者会見し、統括団体のガバナンスや審判の判定で問題が指摘されているボクシングを20年東京五輪の実施競技から除外する可能性を明らかにした。

 国際ボクシング協会(AIBA)は1月下旬にラヒモフ副会長(ウズベキスタン)を新会長代行に選出したが、同氏は米財務省から「ウズベキスタンの代表的な犯罪者の一人で、ヘロイン売買に関わる重要人物」と指摘されている。AIBAでは、規約違反を指摘された呉経国会長(台湾)が昨年11月に辞任したほか、リオデジャネイロ五輪で相次ぐ不可解な判定で八百長や買収の疑惑が出るなど混乱が続いている。

 ▼村田諒太 そう(除外に)なったら残念。判定の透明性はしっかりしないといけない。古代オリンピックからあるので、なくなったら寂しい。憂うべき状態にあるのでしっかりしてほしい。(2012年ロンドン五輪ボクシング金メダリスト、現WBAミドル級王者)

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2018年2月5日のニュース